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CHIKARA OMIYA
滋賀県情報
2018.08.08
花火に彩られる水上の夏祭り
– 時空を超え語り継がれる神代の物語 –
1300年以上の歴史をもつ近江國一之宮「建部大社」。
日本武尊をお祀りし、出世開運、除災厄除、
夕暮れに神輿が御座船で往来し、花火で迎えられる「船幸祭」
神事に携わり、
―船幸祭の見どころを教えてください。
船幸祭は、日本武尊が国土統一のために、相模国(
瀬田浜を出た船団は5km下流の御旅所を目指す。
―どのような気持ちで神事を行いますか?
とにかく安全に終わるようにお祈りしています。どの祭りも「
無事に帰途した船団を迎える花火で祭りはクライマックスに。
―祭り本来の意味を理解してもらうためには何が必要でしょう。
“語り継ぐこと”だと思います。1300年という歴史のなかで、
日本武尊の土鈴。愛らしい表情が印象的。
―建部大社はこの地になくてはならない存在なのですね。
現代は昔に比べると、
■ PROFILE
大宮 力(おおみや ちから)さん
建部大社 禰宜(ねぎ)
1975年、滋賀県栗東市の大野神社に生まれる。
國學院大學で神官の資格を取得後、金刀比羅宮(香川県)、道明寺天満宮(大阪)を経て建部大社に赴任。
自らを「神社バカ」と名乗るほどの神社好き。
休日は、全国の一之宮巡りや日本武尊を祀る神社巡りなどに多忙な毎日。
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撮影・山崎 純敬 / SHIGAgrapher
ライター・大山 真季