ここ滋賀ブログBLOG

ここから、ひろがる滋賀のストーリー
YUKINA TAKEMURA

滋賀県情報

2018.09.13

 

旬の野菜のおいしさをギュッと詰め込んで
-あなたに届けたい、頼れるベビーフードでHappyな毎日に-

 

 素材の味をそのまま生かしたベビーフード「manma 四季の離乳食」。
2015年に産声をあげてから、子育て世代のあいだに口コミで着実に広がりつつあります。
株式会社はたけのみかたを立ち上げ、農業の可能性をかたちにしたいと語る
代表取締役の武村幸奈さんに、活動4年目の思いを伺いました。

 

 

―有機米・無農薬野菜※のベビーフードをつくることになったきっかけを教えてください。


大学生のときに地産地消の野菜市を開くなどの活動をしていたのですが、そのなかで、有機農業に取り組む農家(以下、有機農家)さんの野菜が手塩にかけて育てられ、とても美味しいにも関わらず様々な理由で採算が獲れない現状を知りました。その一方で、野菜市に来られる方の中には、子どもが生まれて食事に気を遣うようになった方がたくさんいらっしゃって。そこで、着目したのがベビーフードです。ベビーフードの消費は、共働き世帯の増加で飛躍的に伸びています。けれど、それを子どもに与えることに、皆さん、どこか後ろめたさを感じているんです。子育ての困りごとを無農薬野菜の力で解決できれば、親御さんと有機農家さんの双方にとって良い循環を生み出すことができると思いました。

 

5ヶ月、7ヶ月、9か月、11ヶ月と成長に合せて素材や食感を考慮したラインナップ

 

 

―滋賀県産にこだわるのはなぜでしょうか?


私たち自身が何度も畑へ足を運んで農家さんと信頼関係を築くことができるようしているためです。実際、栽培の過程から見せていただくと、農家さんの地道な努力には本当に頭の下がる思いがして、形が悪いものでも値下げせずにお取引しています。「離乳食になって誇らしい」「有機農家の励みになる」と仰っていただけたときは嬉しかったですね。私たちはベビーフードを通じて、有機農家さんと消費者のみなさんの心が通じ合うような仕事をしたいと思っています。

 

「外食でも、赤ちゃんと親御さんそれぞれをおもてなしするため、飲食店様にお取り扱いいただいています。」

 

 

―ベビーフードをつくる上で大切にしていることは何ですか?


安心安全はもちろんのこと、赤ちゃんに旬の野菜のほんとうのおいしさが伝わる商品づくりを心がけています。レトルト臭をなくし、調味料もできるだけ使わず、素材の味がそのまま伝わるようにしているので、同じ商品でも野菜のシーズンや農家さんが違えば味も変わります。そうしたこともあり、商品の裏には素材ごとに農家さんのお名前を明記しています。お出掛けだけでなく、普段の食事にも取り入れていただきたいですね。 

 

 

繊維質が少なくて旨みたっぷりのかぼちゃ「バターナッツ」。旬の野菜の持ち味を生かす。

 

 

―今後の目標をお聞かせください。


開発にあたっては、産婦人科の先生や管理栄養士、そして本当にたくさんのお母さんと赤ちゃんにご協力をいただきました。manmaは、そうしたたくさんの人の思いが詰まった商品です。子育てが親から子へ受け継がれるように、manmaを食べて育ったお子さんによって、食卓に有機農家さんが育てた野菜のある光景が自然な世の中になってくれると嬉しいです。私たちにできることは、まだまだあると思います。これからの活動にもご期待ください!

 

※ 栽培期間中、化学肥料・化学合成農薬不使用

 

■ PROFILE

 

 

 

武村 幸奈(たけむら ゆきな)さん

株式会社はたけのみかた 代表取締役

 

曾祖母の代から飲食店を営む家庭に生まれる。

龍谷大学政策学部1年生のとき、食で地域活性化を図る団体を結成し、地産地消の野菜市や生産者と消費者の交流を深める活動を推進。

4年生のとき、同学年のメンバー4人で起業し、卒業と同時に事業を本格始動。

私生活では猫と爬虫類LOVEな毎日。

 

 

==

撮影・山崎 純敬 / SHIGAgrapher

ライター・大山 真季