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FUMIO MORIYAMA

滋賀県情報

2019.07.12

琵琶湖で出会う「アロハ」スピリット

 

琵琶湖の東岸に位置し、彦根市南部の湖岸に広がる新海浜(しんがいはま)は、

毎年夏になると、美しい砂浜と透明度の高い水を求めて多くの遊泳客でにぎわいます。

その新海浜で、21 年前からウィンドサーフィンプロショップ「ハネリ」を経営し、

多くの人から親しまれるオーナーの森山さんに、ウィンドサーフィンの魅力を伺いました。

 

―森山さんとウィンドサーフィンの出会いについて教えてください。

 

僕が初めてウィンドサーフィンをしたのは高校生のときでした。サッカー部の仲間と琵琶湖へ泳ぎに来たときに、顧問の先生がウィンドサーフィンをやっていて。僕にもやらせて!といった感じの軽いノリでしてみたのが最初でした。その頃の日本はバブル景気で、ウィンドサーフィンは若者たちの間でとても人気のあるマリンスポーツでした。僕もそんな状況をなんとなく楽しんでいましたが、23 歳で初めてハワイのマウイ島を訪れたとき、その雄大な自然と人の優しさ、つまり「アロハ」に衝撃を受け、そうしたすべてのことを含めてウィンドサーフィンにハマってしまったんです。

 

 

敷地内にはカラフルなボードがたくさん並ぶ。

 

 

―具体的にウィンドサーフィンのどのようなところに魅力を感じますか?

 

日常から離れて自然と一体になれるところですね。波と戯れたり、風に遊んでもらったりしている感覚です。風をうまくつかんで水上を豪快に滑走できているときというのは最高に気持ち良いですよ。この感動を他者と共有できたとき、それが一番うれしいです。マウイ島を知る前の自分を振り返ると、長い間ウィンドサーフィンの魅力に気づけなかったことが少しもったいない気がして、その楽しさに気づいてもらうことが今の自分の役割だと感じています。

 

 

ウィンドサーフィンの魅力を楽しそうに語る森山さん。

 

 

―ウィンドサーフィンというと、海のイメージがあるように思います。

 

全国各地で楽しまれていますが、琵琶湖もウィンドサーフィンに適しているんですよ。国内外の大会では滋賀県出身の選手が活躍しています。これだけ身近にトレーニングできる環境があるのですから、自然なことですよね。それに、ここ新海浜は北西の風があると波がたち、風が強いときにはうねりも出るので上級者に好まれます。また、風が弱いときには遠浅なので初心者の練習場として最適です。風がない日はSUP(サップ(※))もおすすめです。

 

※Stand Up Paddleboardの略称。ボードの上に立ち、パドルで水面を進むアクティビティ

 

 

白い砂浜が続く新海浜。

 

 

―森山さんが普段から心がけていることはありますか?

 

「アロハ」の精神で、すべてを受け入れることや、当たり前のように自然を大切にすることです。僕は、自分の価値観を大きく変えてくれた、マウイ島をはじめとするハワイで得た経験を、ここ新海浜で体現したいと思っています。そして、多くの人にウィンドサーフィンを通して自然に生かされていることを感じてほしいです。ここは都会とは真逆の環境。気取らなくて良いし、素のままの自分になれるところでもあると思います。ぜひ、新しい世界を体感しに来てください!

 

■ PROFILE

森山 文雄(もりやま ふみお)さん

ウインドサーフィンプロショップ「ハネリ」 オーナー

1968年京都市生まれ。サーフショップ店員を経て25歳でプロになる。

30歳のとき元ペンションだった今の物件と出会い「ハネリ」を立ち上げた。

ハネリはハワイ語で「100」の意味。美しい浜辺を守るための清掃活動もしている。

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撮影・山崎 純敬 / SHIGAgrapher

ライター・大山 真季

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紙面にて「新海浜」の読み方を「しんかいはま」と記載しておりましたが、正しくは「しんがいはま」となります。

記載に誤りがあり、大変申し訳ございません。