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TOSHINOBU WATANABE
滋賀県情報
2021.02.20
リアル忍者から私たちが学ぶこと
甲賀忍者の末裔 渡辺俊経さんからのメッセージ
戦国時代から江戸幕末まで活躍したといわれる忍者。
その真実は今も多くの謎に包まれています。
甲賀忍者の末裔(まつえい)であり、歴史を紐解く渡辺俊経(としのぶ)さんに、
忍者のリアルな姿や、私たちが忍者から学ぶべきことを伺いました。
―渡辺さんは、
東京で長年会社勤めしていた私は、62歳のときに甲賀へ帰郷し、
蔵から発見された古文書の一部。
―昨年出版された書籍『甲賀忍者の真実―末裔が明かすその姿』
その通りです。飛んだり、跳ねたり、
渡辺家の古文書が翻刻された『渡辺俊経家文書』。甲賀図書館などで閲覧できる。
―実際にご先祖が活躍した事例はありますか。
実際の忍者活動に関する記録はほとんどなく、
軒先では小豆が干され、目前にはのどかな田園が広がる。
―
私が研究を通して知ったのは、
■ PROFILE
渡辺 俊経(わたなべ としのぶ)さん
1937年生まれ。京都大学工学部大学院修了後、東京の大手化学会社研究所に勤務。2000年甲賀市甲南町杉谷に帰郷。曾祖父が尾張藩最後の忍者の一人。甲南町忍術研究会会長、甲南町観光協会会長、観光ボランテイアガイド部部長、甲南地域史研究会会長などを歴任。
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撮影・山崎 純敬 / SHIGAgrapher
ライター・大山 真季 / ノギラボ