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2021.01.18
「素材にこだわり、本当のおいしさを届けたい」
和菓子職人 大菅良治さんが大切にしたいこと
彦根城に近い中央商店街の一角にある和菓子店「菓心おおすが」。
その三代目の大菅良治さんは、洋菓子・本・雑貨のお店「& Anne(アンド アン)」や、
毎月開かれる二組限定のお茶会「小庵 an・note(しょうあん アン・ノート)」の仕掛け人でもあります。
新たな挑戦に取り組み続ける大菅さんに、その思いを伺いました。
―「菓心おおすが」で和菓子を手掛ける大菅さんですが、「& Anne(アンド アン)」には洋菓子が並んでいますね。
いわゆる「和洋菓子店」と呼ばれる店がありますが、
先代考案の看板商品「三十五万石」に因んで生まれた「35(さんじゅうご)」
―お客様に本当に伝えたいこと、それは何でしょうか。
「厳選された素材を使い、そのおいしさを伝えること」
洗練された温もりが感じられる「菓心おおすが」
―新たな試み「小庵 an・note(しょうあん アン・ノート)」も始まりました。
「小庵 an・note」
ショーウィンドウには季節の上生菓子も並ぶ。
―2021年の抱負をお聞かせください。
2020年はコロナ禍の影響で、
■ PROFILE
大菅 良治(おおすが りょうじ)さん
株式会社大菅製菓 代表取締役
1967年生まれ。30歳のとき結婚を機に和菓子の世界へ。作り手として本当のおいしさを届けるために、先代の時代に増えた店舗をあえて減らした。商店街の活性化のため2013年「& Anne」を開店、和菓子・洋菓子の枠を超えて取り組み続ける。
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撮影・山崎 純敬 / SHIGAgrapher
ライター・大山 真季 / ノギラボ