辛いだけではない、甘みも感じられる弥平とうがらし

2025年9月16日(火)公開

 

 

 

弥平とうがらしは、湖南市で100年以上前から作られてきた伝統野菜。ピリッとした辛さの中に、甘みと芳醇な香りが感じられます。弥平とうがらしの加工商品を通して魅力を発信されている株式会社fm craicの代表取締役 、釘田 和加子さんにお話を伺いました。

 

株式会社fm craic 代表取締役 釘田 和加子さん

 

 

 

 

 

 

下田の土地は、

弥平とうがらしの栽培に最適

 

 

鮮やかなオレンジ色の見た目が特徴の弥平とうがらし。唐辛子の辛さは「スコヴィル」という単位で表されますが、鷹の爪が約5万スコヴィルなのに対し、弥平とうがらしはなんと10万スコヴィル!見た目は可愛らしいのに、実は激辛の唐辛子です。しかし、ただ辛いだけではなく、甘みと鼻を抜けるような芳醇な香りも持ち合わせています。

 

弥平とうがらしが湖南市に伝わったのは、今から100年以上も前のこと。湖南市下田の“弥平さん”が持ち帰ったのが始まりとされています。唐辛子は、栄養を与えすぎると辛味が薄れる性質がありますが、下田の土壌は肥沃度※が低く、それが弥平とうがらしの栽培に適していたそうです。やがて、畑の片隅で栽培する農家が増え、漬物と一緒に漬けたり、火で炙ってお酒のアテにしたりと、地域に根付いた食べ方が広まっていきました。

 

※作物の生育に必要な栄養分の度合いのこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

料理のアクセントになるスパイスやソース

 

苗の植え付けが始まるのは5月頃。弥平とうがらしの成長の様子を見ながら、不要な枝や葉を剪定し、手をかけて育てていきます。実がぷっくりと膨らみ、鮮やかなオレンジに色づく、8月〜9月が収穫時期。採れたての弥平とうがらしは香りが良く、旨味もたっぷりです。


株式会社fm craicは、この弥平とうがらしを使ったスパイスやソースを製造し、商品を通してその魅力を伝えています。「新鮮な弥平とうがらしを仕入れたら、すぐに乾燥させて保存します。芳醇な香りを楽しんでいただきたいので、こまめに粉砕して、挽き立ての香りを瓶に詰め込んでいます」と、釘田さん。

 

 

釘田さんのおすすめは、カプレーゼやポタージュにも合う「イタリアンスパイシー」。

 

 

 

現在のラインナップは、弥平とうがらしを粉末にした一味やミックススパイス、チリソース、チキンビリヤニセットです。例えば、ぴりり(一味)は、味噌汁やうどんにふりかけて、スイートチリソースは唐揚げのつけダレに…と、いつもの料理にアクセントを加えてくれる商品ばかりです。ここ滋賀でも一部商品を販売しているので、ぜひお手に取って試してみてください。

 

 

 

株式会社fm craic

■住所 滋賀県湖南市石部中央6-1-53

■問合せ   080-8504-6844

■ホームページはこちら

■オンラインショップはこちら

 

 

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