滋賀の初夏を彩る花を愛でに

2024年06月10日(月)公開

 

あじさいや花菖蒲、スイレンなど初夏を飾る花々が県内で見ごろを迎えています。湖畔や歴史ある寺社など、趣や雰囲気の違うさまざまな初夏の花スポットをご紹介します。休日のおでかけに、情緒あふれる花めぐりをお楽しみください。

 

 

 

 

国宝とあじさいが魅せる

厳かで美しい世界

①金剛輪寺

 

 

 

湖東三山の一つ「金剛輪寺」。国宝の大悲閣本堂や重要文化財の三重塔、二天門などを誇ります。そんな同寺では、6月中旬以降、西洋アジサイ、タマアジサイ、ガクアジサイを中心に約500株が本堂周辺や名勝庭園入口、地蔵堂の周囲で美しい姿を見せてくれます。厳かな境内、歴史的な建造物とあじさいの調和が見どころです。ゆっくりと散策をしながら、季節の花を愛でる時間をお楽しみください。

 

■場所 滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺874 

■時間 8:30~16:30 (17:00閉山)

■料金 1人800円 

■問合せ 0749-37-3211

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琵琶湖のほとりで咲く

色とりどりのあじさい1万本

②もりやま芦刈園

 

 

 

琵琶湖のほとりにある「もりやま芦刈園」では、6月中旬からあじさいが見ごろに。日本と西洋の品種がそれぞれ50品種、約1万本が栽培されています。青や白、ピンクなどさまざまな色彩のあじさいが一面に広がる様子は圧巻。園内には、親水河川や芝生広場などもあるため、家族みんなでお出かけして、ゆっくりと楽しむことができます。

 

■場所 滋賀県守山市杉江町(JR守山駅から近江鉄道バス「杉江東口」下車徒歩約12分) 

■時間 9:00~17:00(6月1日~30日)、9:00~16:00(6月以外)

■休館 6月30日(日)まで無休、6月以外は火曜休

■料金 大人200円、中学生以下・障がい者・65歳以上100円(6月のみ有料)

■問合せ 077-585-7133

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香りの体感など花を身近に感じる展示

紫式部の名を冠したスイレンも

草津市立 水生植物公園みずの森

 

 

 

草津市の琵琶湖岸にある「水生植物公園みずの森」では、熱帯性スイレン、耐寒性スイレンが6月初旬から見ごろを迎えます。150種類以上のスイレンが次々と開花。6月6日(木)〜30日(日)の期間中は、スイレンをより身近で鑑賞し、香りを体験できるコーナーが設置されます。また、NHK大河ドラマで話題の「紫式部」の名を拝したスイレンも展示。シーズン中に数回程度しか咲かないとされる貴重な品種のスイレン「ワンビサ」は、見ることができたらラッキー。

 

■場所 滋賀県草津市下物町1091

■時間 9:00〜17:00(入園および温室は16:30まで)

■休館 月曜(祝日の場合は翌日休)

■料金 大人300円、高校・大学生250円、65歳以上150円、中学生以下無料。

    ※高校生、大学生、65歳以上の方はゲートで証明書の提示が必要

■問合せ 077-568-2332

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5000株の花菖蒲が魅せる

多彩な美しい光景

浜分花菖蒲園

 

 

 

滋賀県の北西部・高島市今津町にある浜分花菖蒲園(はまぶんはなしょうぶえん)。20種5000株以上の花菖蒲が6月中旬から見ごろに。花菖蒲の周りにはラベンダーなど初夏の花々が、池にはスイレンや河骨(こうほね)が咲き、色とりどりで華やかな光景が見られます。6月10日(月)〜16日(日)までは花菖蒲園の近くにある浜分草の根ハウス(今津町浜分653-3)でお茶とお菓子も楽しめます(有料、10時〜15時)。

 

■場所 滋賀県高島市今津町浜分331周辺

■料金 無料

■問合せ 090-8578-7559(浜分環境クラブ代表・岩本さん)

 

 

 

湖畔に咲き誇るあじさい

約600mに渡る花の道

余呉湖あじさい園

 

 

 

滋賀県北部に位置する余呉湖は、湖面が穏やかで美しいことから「鏡湖(きょうこ)」とも呼ばれています。そんな余呉湖畔に群生するのは約1万本のあじさい。6月中旬から下旬にかけて約600mに渡って咲き誇ります。白や青、ピンク、紫などさまざまな色合いの花が湖畔を埋め尽くす様子は絶景。晴れた日の散策も素敵ですが、雨に濡れるあじさいの花もまた美しい姿を見せてくれます。

 

■場所 長浜市余呉町余呉湖畔

■料金 無料

■問合せ 0749-82-5135(木之本観光案内所)

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