2022年11月11日(金)
朝晩の気温が低くなり、秋が深まりつつある今日この頃。紅葉が楽しみな季節の到来です。
滋賀県には、関西を代表する紅葉の名所が点在。歴史的建造物との一体感が楽しめるスポット、ダイナミックさで魅了するスポット、ライトアップされるスポットなど、それぞれに趣があります。晩秋の風情を楽しみに足を運んでみませんか。
約2100年前に創祀された、全国に3800余りある日吉・日枝・山王神社の総本宮。日本最古と言われている三基の石橋、屋根下の四隅に猿の彫刻が施されている西本宮楼門、三角形の破風が乗っている山王鳥居など、多くの文化財が点在しています。
境内に植わるもみじは約3000本。1番の見どころは、「もみじロード」とも呼ばれる表参道です。令和4年11月30日(水)まではもみじ祭りを開催。12月4日(日)までの17:00~21:00は「もみじロード」がライトアップされ、紅葉に包まれるような感覚が楽しめます(同時間帯の拝観は無料)。
■場所 滋賀県大津市坂本5-1-1
■問合せ 日吉大社 077-578-0009
■受付時間 9:00~16:30
■入苑協賛料 大人300円
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長壽寺、善水寺とともに湖南三山に数えられる、天台宗系単立寺院。奈良時代に元明天皇の勅命を受けた良弁僧正によって創建されました。
南北朝時代に建立された国宝の本堂、室町時代に築かれた三重塔を囲むように、約400本のもみじが植わっています。境内には、もみじと同時に色づく約1200本のドウダンツツジも。植木や参道の手入れや整地は住職が自ら行っており、毎年少しずつ植樹もされています。11月10日(木)から11月30日(水)には「秋の特別公開・湖南三山紅葉めぐり」を開催。この期間中は事前予約不要です。
■場所 滋賀県湖南市西寺6-5-1
■受付時間 10:00~16:00(15:30受付終了、通常時は事前予約が必要)
※「秋の特別公開・紅葉めぐり」期間中は9:00から
■入山料 大人 600円
■問合せ 常楽寺 0748-77-3089
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地元では東寺と呼ばれる天台宗の古刹。良弁僧正によって奈良時代に建立された勅願寺で、平安時代最末期から鎌倉時代初期に建てられた本堂は国宝です。
境内一帯にもみじが植えられていますが、見どころは約200メートル続く参道。両脇にはイロハモミジが並び、地面も真っ赤に染まる紅葉のトンネルを愛でることができます。11月10日(木)から11月30日(水)には「湖南三山紅葉めぐり」を開催。今年は、滋賀県在住の切り絵作家 早川鉄兵氏による長壽寺オリジナルロゴマーク「カメとコウノトリ」の切り絵御朱印を頒布。10月に完成したばかりの「触れる仏画 陶板地蔵曼荼羅」も本堂内にお祀りされています。
■場所 滋賀県湖南市東寺5-1-11
■受付時間 9:00~16:00
■入山料 大人 600円
■問合せ 長壽寺 0748-77-3813
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滋賀県を代表する紅葉名所である湖東三山。その真ん中に位置するのが金剛輪寺です。鎌倉時代の代表的な和様建造物である本堂大悲閣は国宝。堂内には秘仏本尊生身の本尊聖観音菩薩など、11体の国重文の仏像が安置されています。
全山にヤマモミジやトウカエデ、大モミジなどが植えられており、紅葉の季節は辺り一面が真っ赤に染まります。近江路一と謳われるのが、桃山から江戸時代中期にかけて築庭された名勝庭園。その紅葉は「血染めのもみじ」とも呼ばれています。11月12日(土)から11月23日(祝・水)の日没から20:00(受付は19:30)まで、ライトアップが行われます。
■場所 滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺874
■拝観時間 8:30~17:00 (受付は16:30まで)
■入山料 600円
■問合せ 金剛輪寺 0749-37-3211
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日本三大茶人のひとりとしても知られる小堀遠州(こぼりえんしゅう)を弔うために建てられた、臨済宗大徳寺派の寺院。遠州が京都大徳寺に建立した孤篷庵にちなんで、近江孤篷庵と命名されました。一時荒廃していましたが昭和40年に再建。遠州好みの庭も同時に補修・整備されました。
近江八景を模したといわれる池泉回遊式(ちせんかいかいゆうしき)庭園は県の名勝。琵琶湖の形に造られた池のまわりに植えられたもみじや、苔とのコントラストが楽しめる、知る人ぞ知る名所です。参道から山門にかけての紅葉が見事で、ドウダンツツジも赤く色づきます。
■場所 滋賀県長浜市上野町135
■受付時間 9:00~17:00(11月~3月は9:30~16:00まで)
※11月16日(水)と17日(木)は開山忌法要のため拝観停止
■拝観料 300円
■問合せ 近江孤篷庵 0749-74-2116 ※団体の場合は事前申し込みが必要
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滋賀県の北西部・高島市の名所・メタセコイア並木。マキノピックランドを縦貫する県道沿い約2.4kmに渡って、落葉高木メタセコイアが約500本植えられています。その始まりは昭和56年。マキノ町果樹生産組合による植樹をきっかけに、関係者や地域の人々によって育まれてきました。現在の雄大な姿は、撮影スポットとしても人気で、県内外から多くの観光客が訪れます。
メタセコイアは、もみじのような赤色にはなりません。地元では「レンガ色や茶色」と表現されますが、時間帯や気象条件、見る角度などで色合いは変わるとも。歩いたり、ドライブしたり、多彩な視点で楽しんでください。
■場所 滋賀県高島市マキノ町蛭口~牧野
■見学自由、無料
■問合せ (公社)びわ湖高島観光協会 0740-33-7101
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※車で来られる場合は、マキノピックランドの駐車場をご利用ください。
※カーナビゲーションでの目的地設定は「マキノピックランド(0740-27-1811)」を登録ください。
※並木付近での、交通の妨げになる路上駐停車は迷惑かつ危険ですのでお止めください。
※撮影の際は、足元および通行車に十分ご注意ください。
※周辺の道路は生活道路です。スピードの出し過ぎ、歩行者には十分ご注意ください。
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