滋賀の夏を彩る花火大会を楽しもう

2023年7月12日(水)公開

 

夏の夜のお楽しみといえば「花火」という方も多いのではないでしょうか。今年は滋賀県内でもたくさんの花火大会が行われる予定です。関西屈指の規模のものから地域の文化や歴史ロマンを味わえるものまで、趣の違う5つの花火大会を紹介します。夜空を輝かせる光のショーを存分に堪能すべく、お出かけしてみませんか?

①4年ぶりに開催!豪華&大迫力の約1万発

びわ湖大花火大会〜夏のシガリズム〜復活のびわ湖大花火大会 [大津市]

 

(公社)びわこビジターズビューロー
(公社)びわこビジターズビューロー

 

滋賀県の夏の風物詩ともいえる「びわ湖大花火大会」。県内外から多くの人が足を運ぶ人気の催しで、今年は4年ぶりに開催が決定しました。これまでも、さまざまテーマとそれに連動した風情ある約1万発の花火で観客を魅了してきた同大会。今年のテーマは「シガリズム」「夢と平和」。湖面に写る美しい水上花火や、夜空を彩る絢爛豪華なスターマインなどで、滋賀の時間の流れ、暮らしを表現します。また、滋賀県とアメリカミシガン州との姉妹提携55周年、中国湖南省との友好提携40周年の節目を記念し、夢や平和、人々の絆や希望が感じられる演出が用意されています。

 

■日時 令和5年8月8日(火)19:30〜20:30。小雨決行
■会場 大津港周辺のびわ湖畔、なぎさ公園など(JR大津駅から徒歩約20分、京阪電車びわ湖浜大津駅から徒歩約4分)
■問合せ びわ湖大花火大会 コールセンター 050-5536-3944
■ホームページはこちら

 

 

②戦国ロマンに浸る4夜連続の花火

令和5年度長浜・北びわ湖大花火大会 [長浜市]

 

 

羽柴秀吉の長浜の開町から450年を迎える今年。「長浜・北びわ湖大花火大会」は、「長浜450年戦国フェステバル」と連携したスペシャルバージョンで開催されます。戦国をテーマに4夜連続で合計3600発の花火が打ち上げられます。琵琶湖の湖面を彩る水中花火や音楽とのコラボレーション花火など、趣向を凝らした仕掛けを企画中だとか。かつて秀吉も眺めたであろう琵琶湖の景色に思いを馳せつつ、華やかで豪快な大輪の花を鑑賞するのも一興。日中は長浜市内をめぐって、歴史散策をするのもおすすめです。

 

■日程 令和5年9月5日(火)〜8日(金)、毎日20:30から20分程度。荒天中止
■会場 豊公園自由広場周辺(JR長浜駅から徒歩約8分)
    ※観覧の際は、事前に有料観覧席チケットの購入が必要
    チケットの詳細は7月中旬以降にHPにて確認を
■問合せ 長浜花火実行委員会  0749-65-6521
■ホームページはこちら

 

 

③白砂のビーチから眺める大パノラマな花火

第21回大津志賀花火大会 [大津市]

 

 

琵琶湖の西側に位置する近江舞子水泳場で開催される「大津志賀花火大会」。真っ暗な湖上から打ち上げられる約2000発の花火をビーチから望みます。遮るものがない大パノラマの花火ショーはまさに圧巻。頭上だけでなく、湖面に映る花火の美しさも同大会の醍醐味。目の前に広がる迫力ある光景を楽しんでください。
会場周辺のビーチは、県内外問わず多くの人が訪れる人気のスポット。日中は湖水浴、夜は花火を堪能―。思う存分に琵琶湖を満喫する1日はいかがでしょうか。

 

■日時 令和5年7月22日(土)19:30ごろから。小雨決行
■会場 近江舞子・中浜水泳場周辺(JR湖西線近江舞子駅から徒歩約9分)
■問合せ 志賀観光協会  077-592-0378
■ホームページはこちら

 

 

④祭のクライマックスを盛り上げる大花火

第17回湖南市夏まつり [湖南市]

 

 

滋賀県の中部を流れる野洲川と、豊かな自然と共にある「野洲川親水公園」。ここで開催されるのが、約3000発の花火が打ち上げられる「湖南市夏まつり」です。お祭りでは、滋賀県に伝わる江洲音頭(ごうしゅうおんど)の総踊りコンテストやスイカの早食い競争が行われるほか、模擬店なども軒を連ねます。そして、祭のクライマックスには大迫力の花火が。子どもから大人まで家族で楽しめるイベントが盛りだくさんの「湖南市夏まつり」。夏休みの思い出づくりにぜひ。

 

■日時 令和5年8月5日(土)、祭は16時から、花火は20時から。荒天時、花火のみ翌日に延期
■会場 野洲川親水公園(JR草津線甲西駅から徒歩約20分)
■イベントポスターはこちら
■問合せ 湖南市三大まつり実行委員会
〈事務局〉湖南市観光協会 0748-71-2157

 

 

⑤伝統の神事を飾る幻想的な花火

建部大社・納涼船幸祭(せんこうさい) [大津市]

 

(公社)びわこビジターズビューロー

歌川広重が描いた近江八景の一つ「瀬田の夕照(せきしょう)」。この風光明媚な瀬田川と唐橋(からはし)のほど近くにある建部大社では、8月17日に「納涼船幸祭」が執り行われます。日本武尊(やまとたけるのみこと)を御祭神とする建部大社。日本武尊が船で旅をした東征伝説になぞらえ、瀬田川を海路に見立て、神輿を乗せた船を走らせる神事です。夜、船団が唐橋に近づく頃、夜空には約1000発の花火が奉納されます。光にゆらめく瀬田川の水面、唐橋の上空に咲く色とりどりの輝き。歴史に彩られた厳粛で幻想的な時間を堪能してください。

 

■日時 令和5年8月17日(木)、船幸祭は16時から、花火は19:50ごろから。小雨決行
■会場 瀬田の唐橋周辺(京阪電車唐橋前駅から徒歩約5分)
■問合せ 建部大社 077-545-0038
■ホームページはこちら

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